ツヴィンガー宮殿陶磁美術館所蔵作品の復刻作品、ポット「鯉」をご紹介いたします。
マイセン磁器の生みの親、アウグスト強王によって建設された「ツヴィンガー宮殿」。
ここには強王が東洋から集めた陶磁コレクションが展示されている「陶磁美術館」があります。
今回ご紹介する作品は、この美術館に収められている中国のポット「鯉」の日本オリジナル復刻作品です。
18世紀から人々の心を惹き付けてきたユーモラスなフォームと鯉を模したあしらいが特徴。
日本からのリクエストでポットを新しい感覚で彩った復刻作品です。
MEISSEN :ツヴィンガー宮殿陶磁美術館所蔵作品の復刻作品、
MEISSEN 新作「波の戯れ エスニック」のご紹介
新作「波の戯れ エスニック」をご紹介いたします。
自然をテーマにした流麗なフォームに、さざ波のようなレリーフが人気の「波の戯れ」シリーズ。
この春、和食やエスニック料理を引きたてる新デザイン「波の戯れ エスニック」が登場しました。
いつものお料理をエレガントに演出するアイテムです。
既存の「波の戯れ」とあわせたコーディネートもお楽しみいただけます。
*マイセン リーガロイヤルショップ や全国主要百貨店 で、3月より順次販売中です。
MEISSENメモ(94):椿が結ぶ日本とマイセンのご紹介
椿が結ぶ日本とマイセンをご紹介します。
安永年間(1772~1780)、長崎の出島に滞在していたスウェーデンの学者、トゥーンベリによって、
1776年に日本から送られた椿が、1801年、ドレスデンの宮廷に献上されました。
その椿は約240年を経た今もドレスデン近郊のピルニッツ宮殿にある
椿のために作られた巨大な可動式の温室で大切にされています。
かつて1905年、極寒のなか椿を温めるために使用した暖房機器が元で火事が起こりましたが、
小屋にかけた消火水が凍り、椿はその氷の壁に守られて奇跡的に無事でした。
毎年2~4月にはたくさんの艶やかな花を咲かせ、現在では高さ約9mまでに成長しました。
マイセンの絵付師たちは、日本から贈られたこの椿の花に魅了され、さまざまな椿を描いています。
◆マイセンの「椿」