MEISSENメモ(102):マイセンの「嗅ぎ煙草入れ」について

マイセンのマイセンの「嗅ぎ煙草入れ」について
 
フランスで流行した「嗅ぎ煙草」は18世紀にはヨーロッパ全土に広まりました。
貴族や上流階級の間では自分の「嗅ぎ煙草」の蓄えを高価な磁器のボックスに保存していました。
それに伴い美しい絵付や細工が施された多くのボックスが作られました。
このような「嗅ぎ煙草入れ」は、おそらく今日の金のライターよりも重要な地位を表す象徴でした。
当時の優雅な宮廷生活を想像しながらアクセサリーや小菓子などを入れてみてはいかがでしょうか。


嗅ぎ煙草入れ「エキゾチックな鳥とイチジク」*世界限定25点*
18世紀の古典的な可愛らしいフォームの蓋の内側にイチジクをついばむ鳥が描かれています。
紀元前から食されていたというイチジクはマイセンの絵付師が好んで描く果物の一つです。
(品番:52M32/212874、高さ:約4.5cm)



嗅ぎ煙草入れ「海上風景」*世界限定50点*
ボックスの外側には18世紀の海上貿易の様子が描かれており、蓋の内側には果物が描かれています。
新鮮な果物と煙草は相反するようですが、当時はこの風変りな発想が好まれていました。
豪華な金で繊細に絵付された作品です。
(品番:52M28/28A584、幅:約8.5cm)



嗅ぎ煙草入れ「ワトーによる人物画」*世界限定75点*
1760年頃の原型を復刻したボックス。フランスのロココ様式を代表する画家、アントワーヌ・ワトーの絵をもとに作品です。
バラを持った女性は愛を待つ人。ブドウの枝を持つ男性は享楽を、女巡礼者は内省、そして将校は権力と名誉を象徴しています。
(品番:52382/270884、高さ:約8cm)



煙草入れ「恋の駆け引き」*世界限定25点*
アール・ヌーヴォー様式の時代に数多くの優れた作品を遺したアルフォンス・ミューシャの絵柄をもとに描かれました。
互いに恋の駆け引きをする紳士と淑女を草花や曲線が囲んでいます。
思いがけない所に隠れている天使が、この小さな作品に趣を添えています。
(品番:52446/27A084、幅:約9.5cm)


MEISSEN マイセン「2023年イヤーコレクション」のご紹介

マイセン「2023年イヤーコレクション」をご紹介します。
毎年発表される「イヤーコレクション」が、全国の主要百貨店やマイセンリーガロイヤルショップ(大阪)で販売中です。
 
2023ミニ干支「卯(ウサギ)」*日本オリジナル*
マイセンの若き造形家、マリア・ヴァルターによるデザインのシリーズ。
毎年マイセンを代表する絵柄が干支に配されるのが特徴です。今回は「散らし小花」です。
19世紀初頭のビーダーマイヤー様式の典型的な小花で、平和と家庭の幸せを願う思いが込められています。
バラや忘れな草、スミレなど可憐な野の花です。雌の背中には子ウサギが、雄はお餅をついている様子が表現されています。
(品番:雌83644/900300、雄83643/900300、高さ各約7cm)


マリア・ヴァルター/Maria Walther
造形の名手、マリア・ヴァルター。1988年生まれ。
ヴァルターは、サービス造形職業専門学校で学んだ後、モードファッションの裁縫師になるための教育を受けました。
その後デザインへの情熱に気付き、バイエルン州へ向かい職業専門学校や製品デザイン専門学校で教育を受け、製品デザイナーの州の資格を取得しました。
自動車産業で経験を積んだ後、2013年にマイセン磁器製作所に入った異色の存在でトップアーティスト、ヨルク・ダニエルチュクの門下生となりました。




干支プレート「四つ葉のクローバーをみつけたウサギの子」*日本オリジナル*
マイセンの絵付師、エルケ・ダンネンベルクがデザインしました。月明りのもとで遊ぶウサギの子が愛らしく表現されています。
(品番:54614/76A131、径約19cm、プレートハンガー付)
エルケ・ダンネンベルク/Elke Dannenberg
1970年マイセン生まれ。1986年から1990年まで、国立マイセン磁器製作所の養成学校で学び、その優れた才能から、
1992年、「現代人物画絵付部門」に配属されました。
現代マイセンに偉大な足跡を残したアーティスト、ハインツ・ヴェルナー教授(1928-2019)のデザインによる現代マイセンの絵柄を描くようになりました。
ヴェルナー教授の高弟ヴォルフガング・ワックスの指導のもと、1999年から2007年まで絵柄の開発にも携わり、
2010年には「マイスター」となって、後進の指導にもあたっています。ヨーロッパをはじめ、アメリカやドバイ、そして日本でも実演を行ない好評を博しました。



2023イヤープレート「ハイデルベルク」
マイセンのアーティスト、アンドレス・ヘルテンがデザイン。
ネッカー川に架かる橋、アルテ・ブリュッケ越しのハイデルベルク城が表現されています。
(品番:54624/76A028、径約27cm、プレートハンガー付)

アンドレアス・ヘルテン/Andreas Herten
1967年、バルト海のそばのウィスマール生まれ。国立マイセン磁器製作所で、1984年から1988年まで花絵付を学びました。
ハインツ・ヴェルナー教授のもとで研鑚を積み、1989年から「芸術の発展をめざすグループ」に参加。
チーフデザイナーであったヴェルナー教授の高弟として新しいデザインを共に企画し、プラークなど多く手掛けるようになりました。
1989年、1990年と、ハイリゲンダムで専門教育を修了。
以後、専門のデザイナーとしての道を歩み、「波の戯れ」に「ユーゲント」や「青い花」、「ベゴニア」などの魅力的な絵付を発表しました。


MEISSENメモ(101):マイセンの「デジュネ」セットについて

マイセンの「デジュネ」セットについて
 
17~18世紀のヨーロッパの宮廷で流行した、新しい飲み物を楽しむために生まれた「デジュネ」セット。
「デジュネ」はフランス語で「昼食」の意味ですが、マイセンでは、2人用の朝食用セットのことをいいます。
カップ2客、ポット、シュガーポットとクリーマーなどがお揃いのトレーにのっています。
コーヒー、ティー、そしてカカオを使った飲み物のショコラは最高の贅沢として知られ、
それを味わうための磁器は急速に発展していきました。
優れたフォームと絵柄が次々に生まれ、宮廷の話題を独占していました。
現在でも当時のフォームに新たな絵付をしたさまざまな「デシュネ」が作られています。


ティーデジュネセット「虫たちと花」*世界限定50点*
17~18世紀に東洋からドイツに伝わった小ぶりの茶器は、「コップヒェン」(取っ手のない小碗)と呼ばれ、珍重されました。
当時のフォームに、17世紀の動植物図鑑を手本として細密な虫や花が描かれました。
マイセンの大きな特徴である貼花装飾が300年前の伝統を物語っています。
品番:20A084/C8201、トレー長径:約30.5cm



このセットは、ベルリンの豪商ゴツコフスキー(1710-1775)の注文によって1741年にデザインされました。
当時の流行にならい、レリーフと花で装飾されています。
絵付には、マイセンでも長い伝統があるイタリア喜劇が選ばれ、登場人物たちが、美しい色彩のコスチュームと仮面を身に着けた姿で描かれています。
品番:29A284/C0801



ショコラテジュネセット「カサノヴァ・インコグニート」*限定作品*
本作品は、ホットショコラを味わうための希少なデジュネのセット。
「カサノヴァ・インコグニート」とは「お忍びのカサノヴァ」という意味です。
その名のごとく往時の伊達者、ジャコモ・カサノヴァのゆかりの風景を細密に描いています。
彼はヴェニスに生まれ、マイセンゆかりのドレスデンでも数年を過ごしました。
ここに描かれた美しい風景は、カサノヴァが生涯愛し続けたと言われるものです。
品番:297380/C5508、高さ:約21.5cm



デジュネセット「繊細な花絵付(FF画)」*世界限定25点*
1745年頃作られたホット・ショコラを楽しむための作品の復刻版。
銅板画を思わせる古典的な絵付で描かれたヒヤシンスは愛情を、バラは美を、カーネーションは友情を象徴しています。
FFとは、ドイツ語で、das Feinste vom Feinsten。「繊細なものの中で最も繊細なもの」という意味です。
品番:20A484/C5524、横幅:約27cm



伝統のスノーボール装飾を施したデジュネセット。
花の香りに引き寄せられた蝶からは、マイセンの優れた絵付技術が見て取れます。
金彩が白磁の美しさを際立たせています。造形と絵付、金彩というマイセンの伝統をモダンなデザインで表現しました。
品番:90A338/C8202、トレー長径:29.5cm



コーヒーデジュネセット「レモンとレモンの花」*世界限定25点*
まばゆいばかりの金の地色に、たわわに実ったレモンと清楚な花が描かれた珍しい作品です。
ゲーテが「君よ知るや南の国」で詠ったように、アルプスを越えた南の国々は、ドイツ人にとっていつも憧れの地であり、レモンはその象徴でした。
レモンとレモンの花というマイセン磁器には珍しい果物だけで描き尽くした点も見所のひとつです。
品番:245584/C1402



デジュネセット「花と蝶のファンタジー」*世界限定25点*
18世紀に活躍したマイセンのアーティスト、ヨハン・フリードリッヒ・エベラインによって1741年ごろに創作されたサーヴィスセットのフォームです。
そこに1744年、宮廷上級料理長のために、「ノイブランデンシュタイン」と呼ばれるレリーフが施されました。
美しいレリーフによって新たな魅力を得た世界限定作品です。
品番:589984/C0201、トレー長径:37cm



「金彩デジュネセット」*世界限定50点*
17~18世紀に王侯貴族の間で流行しさまざまなデジュネセットが創り出されました。
その100年後、主役は王様から裕福な市民階級に移り、ビーダーマイヤー様式という特別な様式によっていくつかの新しいフォームが生まれました。
このサーヴィスセットはその代表的なものです。贅沢に金を用いたマットな面から、浮き上がるように金の装飾文様が現れ、
豪華な中にも繊細な作品となりました。
品番:82A484/C1301、トレー長径:41.5cm



*マイセンの製品は、マイセンオンラインショップ や、アマゾン「MEISSEN MANUFACTORY SINCE 1710 」
楽天市場「マイセン磁器日本総代理店」 、または、マイセン リーガロイヤルショップ全国主要百貨店 でお求めいただけます。





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