「紫陽花」がモチーフのプラークをご紹介します。
「紫陽花」の主な原産地は日本や中国です。
かつてオランダの東インド会社によって日本や中国の磁器と共に、
このエキゾチックな花「紫陽花」はヨーロッパへ広まり、品種改良もされ今日も人気があります。
特にマイセンでは、20世紀に活躍した若いアーティストたちがこの花の絵付に取り組みました。
今日でもさまざま絵付師が美しい「紫陽花」を描いています。
それぞれのアーティストによって異なる表現があり、マイセンの花の描き方の多様性に驚くほどです。
MEISSENメモ(95):マイセンの伝統技法「クリスタル・グラズーア」のご紹介
マイセンの伝統技法「クリスタル・グラズーア」をご紹介します。
磁器制作(上絵付)の工程では、第一焼成(素焼き)の次に釉をかけ本焼成し、純白の生地に絵付し、
さらに焼成(複雑な絵付の場合は数回)し完成に向かいます。
特殊な釉薬を用いて焼成すると、窯内の炎の偶然の作用により雪の結晶のような文様が生じ、
この技法は「クリスタル・グラズーア(結晶釉)」と言われています。
古来日本や中国で珍重されてきたこの難しい技法「窯変」は、19世紀後半のヨーロッパでもさまざまな磁器製作所が試み、
20世紀初頭のマイセンで独自の発展を遂げました。
昨年この伝統技法を進化させた新作プラークが誕生しました。
クリスタル・グラズーラによる荒い表面に絵付された美しい作品には、結晶釉と絵付の見事な調和が見られます。
MEISSEN 「剣マーク」誕生300周年記念、
「剣マーク カラフル」のご紹介
「剣マーク」誕生300周年記念、「剣マーク カラフル」をご紹介いたします。
マイセンの象徴「剣マーク」は、
マイセン磁器の真正の証として1722年に生まれました。
このマークは、マイセン磁器の生みの親、アウグスト強王(1670-1733)の
紋章にある交差する2本の剣からとられました。
誕生300周年を記念し、「剣マーク」をカラフルでポップなデザインで表現した
「剣マーク」シリーズが登場します。
日本からのリクエストで制作された日本オリジナル作品で、
日常使いにも贈物にもおすすめのアイテムです。
*5月より、マイセンリーガロイヤルショップ(大阪)や全国の主要百貨店で
順次発売いたします。