Artist Special ~マイセン 「ヴェレンシュピール(波の戯れ)」を生んだアーティスト~
アーティスト紹介の第2回目は、マイセン磁器より、「ヴェレンシュピール(波の戯れ)」を生み出した、現代マイセンの造形部長である「ヨルク・ダニエルチュク」とアーティストの「ザビーネ・ワックス」を特集いたします。
1952年生まれ
現代マイセンの造形部長
1969年にマイセン磁器製作所に入り、造形家の修業をはじめ、1973年から活動を開始。1978年に「芸術の発展をめざすグループ」に入り、長年にわたりペーター・シュトラングとの共同作業を行う。同時期、ドレスデンの造形美術大学で彫刻を、その後、ハレ・ブルクギービッヒェンシュタインの大学で容器造型を学び、さらに経験を積みました。
現在ヨルク・ダニエルチュクは造形家、デザイナーとしてユニカートやシリーズ作品の制作にあたっています。
造形部門の責任者である彼は、様々な作品の制作にかかわっており、「波の戯れ」のフォームのほかに、「コミックバード」をオラフ・フィーバーとともに考案し、2012年 世界限定コレクションにも、彼の作品があります。
1960年ザクセン州のワルムスドルフ生まれ
1986年から2011年まで国立マイセン磁器製作所のアーティストとして活動
子供の頃から絵を描いたり、形を作ったりするのが大好きで、1978年の高校卒業後、コルディツの磁器工場とデーレンブルクのガラス工場で実習を行いました。ここでの経験が1979年からの大学生活に役立だったといいます。その後、ハレ・ブルク・ギービッヒェンシュタインの造形大学に入学し、ブリギッテ・マーン・ディーデリング教授、ハンス・メルツ教授、ハインツ・ヴェルナー教授のもとで絵付を学びました。
「ヴェレンシュピール(波の戯れ)」は、21世紀のマイセンを担うアーティスト集団によって1996年に生まれました。
さざ波のようなレリーフがあるものと、レリーフのないものがあり、いずれも自然を感じさせるフォームが現代の暮らしにやすらぎを与えると人気を博しています。また、やさしいカーブによって飲んだ時の切れが良く、「用の美」も追求されています。
時をかけて生み出された21世紀を代表するテーブルウェアで、カップ&ソーサーのソーサーが独立したプレートとして使えるのも魅力的です。
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