MEISSENメモ(119):
アレゴリー(寓意)をテーマとした「五感人形」のご紹介
アレゴリー(寓意)をテーマとした「五感人形」をご紹介します。
自然界にあるものや現象、あるいは人間の感覚や感情といった抽象的な 概念を具体的な置物や絵画に表現するという試みは「アレゴリー(寓意)」と 呼ばれ、14世紀の頃から美術作品に取り入れられてきたと言われています。
マイセンでは18世紀から伝統的なテーマとして多くの作品が作られてきました。
その中の一つ「五感人形」をご紹介いたします。味覚・聴覚・視覚・触覚・嗅覚の 五感という感覚をロココ調の人形を通して優美に、さりげなく表現した作品です。
原型は1772年にヨハン・カール・シェーンハイトによって作られました。
細やかな 造形や繊細な絵付からは、当時のファッションもうかがえる逸品です。





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