MEISSENメモ(117):
マイセンの文様「港湾画」のご紹介
マイセンでは、豪華な飾り棚に展示するような最高級の食器などのことを「キャビネット作品」とよんでいます。
その中で最も手の込んだ絵付の一つが「港湾画」です。
オランダ商船などが港に停泊し、船員や商人が何か話しをしている場面や、生き生きとした港町の風景などが描かれています。
この「港湾画」からは18世紀の港の活気や町の人々の服装がうかがえます。
現代ではなかなか復刻されることのない貴重な文様です。