MEISSEN マイセン:「宮廷の小花」シリーズ、新色のご紹介

「宮廷の小花」シリーズの新色をご紹介します。
 
19世紀のマイセンに偉大な足跡を遺した造形家、ロイテリッツが創作した「宮廷の小花」。
このシリーズの魅力は、バロック、ロココ、ビーダーマイヤーなど、
さまざまな美術様式が渾然一体となったデザインにあります。
バロック様式を思わせる豪華なフォームと、可憐なビーダーマイヤー様式の小花柄の絶妙な調和、
さらに金彩を施した華やかな「宮廷の小花」は、当時、新たに富を獲得したブルジョワ層の人気を博しました。
またこのフォームはオリジナルの原型に付された認識番号から「Bフォーム」とも呼ばれ、
今日までマイセンならではのデザインとして愛好されています。
この伝統的な「宮廷の小花」に新色が登場するのは画期的なことです。
爽やかなアプリコットとターコイズの2色が、歴史あるフォームを新たに彩ります。

カップ&ソーサー&プレート「宮廷の小花」
アプリコット、品番:01A279/15501/15582/3P
ターコイズ、品番:017179/15501/15582/3P



*既存のカラー
カップ&ソーサー「宮廷の小花」
ホワイト品番:010179/15582/ピンク品番:01D079/15582
エンジ品番:012079/15582/グリーン品番:014079/15582/紺品番:011079/15582



*制作風景



エルンスト・アウグスト・
ロイテリッツ

(1818-1893)

エルンスト・アウグスト・ロイテリッツ
Ernst August Leuteritz
 
19世紀の革新的指導者。
1849年から1886年までの37年間にわたり、
マイセン磁器製作所の造形部門の責任者を務めました。
マイセンの古典的なフォームに注目し、さまざまな時代様式を組みあわせて、
新たなスタイルを生み出しました。
彼はロココ様式の復興と共に製作所のアーカイブをも甦らせました。
マイセンの古文書資料館には実に320の原型がロイテリッツの名前とともに記録されています。
製作所が再び世界的な名声を得る契機となった1855年のパリ万博をはじめ、
数々の万国博覧会への参加も彼の主導で行われました。



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