MEISSENメモ(94):椿が結ぶ日本とマイセンのご紹介

椿が結ぶ日本とマイセンをご紹介します。
 
安永年間(1772~1780)、長崎の出島に滞在していたスウェーデンの学者、トゥーンベリによって、
1776年に日本から送られた椿が、1801年、ドレスデンの宮廷に献上されました。
その椿は約240年を経た今もドレスデン近郊のピルニッツ宮殿にある
椿のために作られた巨大な可動式の温室で大切にされています。
かつて1905年、極寒のなか椿を温めるために使用した暖房機器が元で火事が起こりましたが、
小屋にかけた消火水が凍り、椿はその氷の壁に守られて奇跡的に無事でした。
毎年2~4月にはたくさんの艶やかな花を咲かせ、現在では高さ約9mまでに成長しました。
マイセンの絵付師たちは、日本から贈られたこの椿の花に魅了され、さまざまな椿を描いています。


ピルニッツ宮殿
この宮殿はマイセン磁器の生みの親、アウグスト強王の夏の離宮として建てられました。© DZT/Andrzej Budnik
>>ピルニッツ宮殿公式サイト(英語版)



温室で守られながら咲き誇る椿
上)©Foto Uwe Meschke、©Foto Uwe Meschke
中)©Wolfgang Friebel、©Antje Heinze
下)© Antje Heinze、©Wolfgang Friebel



◆マイセンの「椿」
額装プラーク「椿の花」
品番:9M013/932224A、額装サイズ:約56.5×56.5㎝ 
マイセンの絵付師たちの、椿に寄せる思いが結集した作品です。

額装プラーク「椿」
品番:96210/932239A、額装サイズ:約35×29.5cm
マイセンのアーティストたちは「椿」を好んでよく描きます。

プラーク「ツバキの花々」
品番:U5254/63C048、サイズ: 約35×35cm
外側には立体的なツバキも貼り付けられ、春の陽射しを感じる作品です。

プラーク「カメリア」
品番:9M538/932222、サイズ:45×55cm
アーティスト、ホルスト・ブレッチュナイダーがデザイン。色々な種類の花弁を現代的な手法で描いています。

タンブラー6客セット「椿」
品番:55403/61A108/6P、容量:約290ml
さまざま花の姿がデザインされています。

花瓶
品番:54958/61A107、高さ:約5.5cm
花を上から見たような描き方がモダンです。




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