MEISSENメモ(88):アーティスト、デトレフ・リッターのご紹介
アーティスト、デトレフ・リッターをご紹介します。
1961年マイセン生まれ。
幼い頃から自然観察に親しみ、絵を描く仕事に興味をもっていました。
1977年から4年間、マイセン磁器製作所付属の養成学校で学び、
鳥・魚・野生動物の絵付を専門に習得。
1999年からは製作所の開発部門で絵付師・造形家として活躍し、現在に至っています。
2000年には駐日ドイツ大使館の展示会で
プラークとユニカート(一点物)作品を発表しました。
動物を解剖学的に研究し、フィールドワークでは動物の行動を年月をかけて観察。
細密なものから、印象派のようなデザインまで、その作風は多岐にわたります。
「道端の小さなものにも敬意を払い、心と魂を込めて、自然の世界を再現したい」と
語っています。