古都マイセンの8月のご紹介をします。
真夏のマイセンは、夜9時過ぎまで明るく、人々は家族や友人と戸外で短い夏を楽しみます。真昼の光が影を落とす晴れた日の夕方、あたりはがブルーに染まる瞬間があり、それをマイセンの絵付師たちは「青の時間」と言って大切に
しています。空気がきれいなマイセンならではのロマンティックなひととき。こうした環境もマイセンの作品に投影していると言えるでしょう。
MEISSENメモ(24):マイセンの「涼」を呼ぶ絵柄のご紹介
マイセンの「涼」を呼ぶ絵柄のご紹介をします。
◆「野の花」(柄番号:612701)
この簡素な柄を考案したのは、卓越したマイスターとして長く活躍し、何度も来日して実演を行ったヴォルフガング・ワックスです。余白を生かした絵付が爽やかでモダンな印象を与えます。
◆「スタイル」(柄番号:801001)
輝くような白磁の上に、伝統のブルーオニオン柄がモダンにアレンジされています。柄を省いたことによって、白と藍のコントラストが強調されました。夏にふさわしいデザインと言えるでしょう。
MEISSENメモ(23):マイセンの絵柄「夏の花」のご紹介
マイセンの絵柄「夏の花」のご紹介をします。
今回は、夏の花(絵柄番号:251810)をご紹介いたします。日本でもよく見かけるキンレンカ。種によってナスタチウムやノウゼンハレンとも言われるようです。この絵付は「自然主義的絵付」と言われ、多くの色を混ぜて描く高い技術が必要で、単色で描く花の絵柄番号:040110よりも価格が高い一因になっています。森に囲まれたマイセンの景色のアクセントとなる黄色やオレンジ色が夏の到来を知らせます。