MEISSENメモ(52):キャンドルスタンドのご紹介

キャンドルスタンドのご紹介
クリスマスやお正月のおもてなしのテーブルにおすすめのキャンドルスタンドをご紹介します。18世紀の王侯貴族の宮殿には、キャンドルスタンド(燭台)は欠かせないものでした。当時「白い金」と呼ばれ貴重であった磁器で作られた装飾性豊かなキャンドルスタンドは、大きな話題をよび、客人たちの賞賛を受けていました。それまで金や銀で作られていましたが、キャンドルスタンドを磁器で作ることで、王家の富と権力が表されていました。キャンドルの枝を木々の枝にみたてた豪華な作品は、特別なひとときを一層引き立てます。また皆様に親しまれている「散らし小花」「ブルーオニオン」「朱金オニオン」のシリーズや、モダンな「コスモポリタン」など日常にも使いやすいタイプもあります。キャンドルに火を灯して心温まるひとときをお過ごしください。
 

白磁の美しさが際立つ作品です。このようなキャンドルスタンドが、18世紀にはアウグスト強王や貴族の館を飾ったことでしょう。キャンドルの光が加わってその輝きを増す、限りなくエレガントな作品です。(品番:79082/900280、高さ:約47.5cm)
 

左から
可憐な花が人気の「散らし小花」(品番:53100/010110、高さ:約7cm)
朱と金が豪華な印象の「朱金オニオン」(品番:53100/800117、高さ:約7cm、品番:53110/80017、高さ:約14cm)
マイセンの永遠のベストセラー「ブルーオニオン」(品番:800101/53111、高さ:約17cm)
スタイリッシュな「コスモポリタン」(品番:53176/99A114、高さ:約8.5cm、品番:53177/99A114、高さ:約11cm)
 
*マイセンの製品は、全国主要百貨店 、そしてマイセン・オンラインショップでお求めいただけます。

MEISSENメモ(51):彫像「トカゲ」のご紹介

彫像「トカゲ」のご紹介をします。
彫像の「トカゲ」は、草陰から飛び出して、見つかってしまったことを驚いているかのように、どこかユーモラスな表情を浮かべています。鮮やかな色の絵付は、見る人をわくわくさせ、飾られる空間のアクセントとなります。この作品は、マイセンで活躍したアーティスト、ジルヴィア・クリューデが、以前制作した「トカゲのついた鏡」をもとにしています。クリューデらしい見事な芸術作品と称賛された作品です。そこからトカゲを取り出し、レッド、イエロー、ブルーの3色で表現しました。日本オリジナル作品。(サイズ:10×横約23×高さ約3.5cm、品番:レッド78538/900300、イエロー90409/650127、ブルー90409/65A022)

彫像「トカゲ」


ジルヴィア・クリューデ
ジルヴィア・クリューデが作り出すサーヴィスセットや、人形、容器の数々、またメダルなどは輝くばかりの創造性に溢れ、伝統的なマイセン磁器と好対照を成していました。クリューデは感情豊かで愛らしい作風で知られており、その優れた作品は多くの展示会や美術館を飾っています。
◆鏡「トカゲ」
ジルヴィア・クリューデがデザインしたユニークな鏡「トカゲ」。クリューデは、小さなトカゲの中に、火を司る精霊「サラマンダー」を重ね、この小さな生物を美しいアートに昇華させました。輝く白磁の上に、微妙に彩色されたトカゲたちが立体的に装飾されています。鏡が光を集め、トカゲたちを際立たせています。
 
*マイセンの製品は、全国主要百貨店 、そしてマイセン・オンラインショップでお求めいただけます。

MEISSENメモ(50):マイセンのトップアーティスト、ヨルク・ダニエルチュクご紹介

ヨルク・ダニエルチュク

ヨルク・ダニエルチュク
1952年生まれ。1969年にマイセン磁器製作所に入り、造形の修業をはじめる。1973年から活動を開始。1978年に「芸術の発展をめざすグループ」に入り、長年にわたりペーター・シュトラングとの共同作業を行う。同時期、ドレスデンの造形美術大学で彫刻を、その後ハレ・ブルクギービッヒェンシュタインの大学で容器成型を学び、さらに経験を積む。現在は造形師、デザイナーとして、ユニカートやシリーズ作品などの芸術的作品の制作にあたっている。「波の戯れ」のフォームをザビーネ・ワックスとともに、そして「コミックバード」をオラフ・フィーバーとともに考案している。
 
波の戯れ

さざ波のようなレリーフがモダンなフォームに映え、「用と美」の完全な一致を感じさせる作品です。フォームもデザインもアーティストのグループによって考案・製作されました。マイセンの食器のフォームには、自然から題材を得て生まれたものが数多くありますが、この「波の戯れ」もそのひとつ。水面に生まれるさざなみが清冽な印象を与えるレリーフや、花のつぼみや茎を連想させるフォームに大きな特徴があります。フォームを考案したのは、現代マイセンの造形の旗手といわれるザビーネ・ワックス女史。幾何学的で繊細なレリーフをひとつひとつ正確に手でカットして、母型を作り出しました。ティー、コーヒー、プレート、ポットなど、すべてに統一性があり、流れるようなラインが生まれます。 湖を渡る風によって水面にさざなみがたつように、輝く白磁の上を波のようなレリーフが浮かんでいます。考案したのは、マイセンのデザイナー、ヨルク・ダニエルチュク。彼の指導のもとで、熟練した職人達が調和のとれた波型レリーフを効果的につけていきました。まさに「21世紀のマイセン」を代表するシリーズといえます。
 
コミック・バード(ウェディング)

「コミック・バード」のテーマはもちろん「トリ」。それも白色のカラスです。人間の生活をおもしろおかしく、ユーモラスに、また温かみのある皮肉も少しまぜながら、描いています。ドイツ語で、いつも回りを愉快にさせる人のことを「おもしろドリ(Spassvogel)といいますが、このコミック・バードは、ドイツの人々が共通してもっている、あるおかしなトリのイメージに由来しているそうです。(そのトリは、新聞のコラムやテレビなどにもときどき顔を見せています。)また、動物の擬人化は、昔からマイセンが最も得意とするところでした。この写真のウェディングのほか、アウグストⅡ世、コーゼル伯爵夫人、看護師、医師、煙突掃除、美食家、教授、弁護士、秘書、パイロットなどさまざまな種類が数多くあります。
 
*マイセンの製品は、全国主要百貨店 、またはマイセンのオンラインショップ(今春4月オープン)でお求めいただけます。


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