11月22日(火)、リーガロイヤルホテル(大阪)タワーウイング29 階 プライベートダイニング「サロン ダルジャン」で、ドームクリスタル 実演イベント「モールド・ブレーキング」が行われました。
ビロードのように繊麗で不思議な風合いは、ドームだけのパート・ド・クリスタル。そのパート・ド・クリスタル技法の中でもメイン工程といえる「モールド・ブレーキング(石膏の鋳型を割り、中から作品を取り出すこと)」のドームの専門職人ブノワ・クランツ氏による希少な実演イベントです。
◄プライベートダイニング「サロン ダルジャン」よりの景色
会場はリーガロイヤルホテル(大阪)タワーウイング地上29 階、プライベートダイニング「サロン ダルジャン」。
大きな窓から明るく入り込む太陽の光に、窓際に並べられた「ローズ」シリーズの花瓶が美しく映えます。
新作「ドラゴン」、鳥が抱き合うように作られた花瓶「オワゾ・ド・パラディ」など、ドームらしい色とりどりの作品が展示され、ご来場の皆様から、美しさに感嘆の声があがりました。
▲新作「ドラゴン」アンバーカラーで高貴な印象
▲花瓶「オワゾ・ド・パラディ」
実演前の石膏は、純白で傷なども無いきれいな状態です。
中には、一体どのような作品が入っているのでしょうか。
お客様の入場も終わり、いよいよイベントの開始です。
◄石膏の鋳型を前に、これから始まる実演について説明をするブノワ・クランツ氏
石膏は、ノミとカナヅチを使い、ゆっくりと崩していきます。
少しづつ、少しづつ、石膏の様子をみながら、ノミをたたき、表面に「ひび」をいれます。
石膏から、柔らかいピンク色の作品の一部が徐々に見えてきたようです。
◄慎重に鋳型にひびを入れていく
▲徐々に作品の姿を
▲石膏から取り出された作品「ローズ」
約1時間の作業の後に、美しい「ローズ」の花瓶が、石膏から取り出されました。
お客様からは「素晴らしい」「美しい」といった声があがり、また通訳を介して積極的にご質問される方もいらっしゃいました。
ドームクリスタルの鮮やかな作品はこうした熟練職人の細やかな手作業により生み出されていくことを改めて実感することができた、有意義なイベントでした。
夕方5時から開催された、第2回目の実演では夕闇が窓の外に広がり、ライトテーブルで作品が照らされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を醸し出していました。
▲ライトの光で美しく輝く「ローズ」シリーズ
▲アーティスト シリーズ エチエンヌ作
「パンセダムール」世界限定375個
ドーム リーガロイヤルショップ
▲ドーム リーガロイヤルショップ
ドーム リーガロイヤルショップでは
実演でも登場した、人気の「ローズ」シリーズのほか、新作コレクション「レクト・ヴェルソ」、「ドラゴン」などをディスプレイしております。
是非、お立寄ください。
ドーム リーガロイヤルショップ
大阪市北区中之島5-3-68 リーガロイヤルホテル1階
TEL:06-6444-1447
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