MEISSEN マイセン:マイセンが描く名作「葛飾北斎の浮世絵」のご紹介

マイセンが描く名作「葛飾北斎の浮世絵」をご紹介します。

 
ドイツでも良く知られた日本の名作、葛飾北斎の浮世絵「凱風快晴」と「神奈川沖浪裏」をマイセンの絵付師が伝統の技術を駆使して描きました。
そこに現代マイセンを象徴する図柄「アラビアンナイト」シリーズのカップルを加え、マイセンならではの斬新な作品に仕上げました。
空飛ぶ絨毯に乗り赤富士を優雅に眺める二人、そして小舟に乗り大波に立ち向かう二人が表現されています。
東西の伝統、過去と現在の出会いを象徴するような作品です。

額装プラーク「赤富士」(凱風快晴)*日本オリジナル作品*
品番:96228/68A134A、額装サイズ:約41×50cm


額装プラーク「大波」(神奈川沖浪裏)*日本オリジナル作品*
品番:96228/68A181A、額装サイズ : 約44×53cm




アラビアンナイト
現代マイセンが生んだ最高傑作のひとつである「アラビアンナイト」。
ハインツ・ヴェルナー教授によって1966年に生まれた図柄は、ヴェルナー教授が「千夜一夜物語」に想を得て、ファンタジーを自由に繰り広げていったものです。
高い物語性と工芸性は、見飽きることがありません。
一つひとつのシーンは、ヴェルナー教授の豊かな想像力から自由に編み出されました。
かぞえきれないほどのシーンがあり、まさしくコレクターズアイテムとして今日も人気を誇っています。

ハインツ・ヴェルナー教授
(1928-2019)

ハインツ・ヴェルナー教授
20世紀のマイセンを代表するアーティスト。
マイセン近郊コスヴィヒ生まれ。1943年にマイセン製作所に入ったヴェルナーは、早くから動物や鳥の絵付で頭角をあらわし、1959年に「芸術の発展をめざすグループ」の設立メンバーとなり、多くの新しい作品や陶板画など磁器芸術に新境地をひらきました。
「アラビアンナイト」をはじめ、「サマーナイト」「ブルーオーキッド」「ドラゴンメロディー」など、メルヘン、幻想、自然の光と影、夢、それらを生命の充溢の中に描いています。

MEISSENメモ(109):絵柄「ドラゴンメロディー」のご紹介

絵柄「ドラゴンメロディー」をご紹介します。
 

現代マイセンの偉大なアーティスト、ヴェルナー教授(1928-2019)が考案した美女と戯れるドラゴンのユーモラスでファンタジックな世界を表現したシリーズ「ドラゴンメロディー」をご紹介します。
ヴェルナー教授の力強い言葉、「誰も龍を見たことはない。私は私のドラゴンを描く。」と共に生まれたこのシリーズは、あたかも現代版「美女と野獣」のようでもあります。
美女たちの奏でる楽の音までが聞こえてきそうな作品です。











ハインツ・ヴェルナー教授
(1928-2019)

ハインツ・ヴェルナー教授
20世紀のマイセンを代表するアーティスト。
マイセン近郊コスヴィヒ生まれ。1943年にマイセン製作所に入ったヴェルナーは、早くから動物や鳥の絵付で頭角をあらわし、1959年に「芸術の発展をめざすグループ」の設立メンバーとなり、多くの新しい作品や陶板画など磁器芸術に新境地をひらきました。
今回ご紹介した「ドラゴンメロディー」をはじめ、「アラビアンナイト」「サマーナイト」「ブルーオーキッド」など、メルヘン、幻想、自然の光と影、夢、それらを生命の充溢の中に描いています。

MEISSEN マイセン:2024年イヤーコレクション」のご紹介

2024年イヤーコレクション」をご紹介します。
 
毎年発表されるマイセンの「イヤーコレクション」が、全国の主要百貨店やマイセン リーガロイヤルショップ(大阪)で、
9月より順次販売されます。
2021年から新しいシリーズとなったミニ干支は、現代マイセンの若き造形家、マリア・ヴァルターによるデザインで、
毎年異なるマイセンを代表する絵柄が描かれます。
2024年は「吉祥文様」。
干支プレートは、マイスター、エルケ・ダンネンベルクが手掛けるシリーズで、
写真のポジ・ネガフィルムを彷彿とさせるモダンなデザインが特徴です。
またイヤープレートは、ドイツの名所旧跡シリーズ3作目となり、モチーフは「ドレスデン」。
いずれもコレクションする楽しみのある作品です。

「ミニ干支 辰(ドラゴン) 」
左(傘)品番:83646/900300、高さ: 約7cm。右(宝珠)品番:83645/900300、高さ:約7.5cm
台座)約11.7×16.7cm、 高さ:約2.3cm ※日本製・別売り
水を司るとされるドラゴン。左のドラゴンは風雨から人々を守る傘を携えています。
雲のような文様は、歴史的な「明ドラゴン」のモチーフから取られました。
「宝珠」とされる黄金の玉を手にした右のドラゴン。
ドラゴンの体には歴史的な「明ドラゴン」のモチーフから雲のような文様が描かれています。
雲間から現れた吉祥のミニ干支です。
造形家、マリア・ヴァルターの作風はどこまでも明るくユーモラスです。




マリア・ヴァルター/Maria Walther
サービス造形職業専門学校で学んだ後、モードファッションの裁縫師になるための教育を受けました。その後デザインへの情熱に気付き、バイエルン州の職業専門学校や製品デザイン専門学校で教育を受け、製品デザイナーの州の資格を取得しました。自動車産業で経験を積んだ後、2013年にマイセン磁器製作所に入った異色の存在でトップアーティスト、ヨルク・ダニエルチュクの門下生となりました。


干支プレート シリーズ3作目
「白雲に乗って現れた勇壮なドラゴン」

品番:54614/76A132、直径: 約19cm ※プレートハンガー付
写真のポジ・ネガフィルムを彷彿とさせるモダンなデザインによって、雲とドラゴンの白さが際立っています。
夢あふれる作風で知られるエルケ・ダンネンベルクが、勇壮なドラゴンをユーモラスにデザインしました。
裏面にはドラゴンの年と入れられています。




エルケ・ダンネンベルク/Elke Dannenberg
1986年から1990年まで、国立マイセン磁器製作所の養成学校で学び、その優れた才能から1992年に「現代人物画絵付部門」に配属され、偉大なアーティスト、ハインツ・ヴェルナー教授(1928-2019)のデザインによる現代マイセンの絵柄を描くようになりました。ヴェルナー教授の高弟ヴォルフガング・ワックスの指導のもと、1999年から2007年まで絵柄の開発にも携わり、2010年には「マイスター」となり後進の指導にもあたっています。


「ドイツの名所旧跡」シリーズ3作目
イヤープレート「ドレスデン」

品番:54624/76A029、直径: 約27.5cm ※プレートハンガー付
今回のイヤープレートは、マイセン磁器の生みの親、アウグスト強王の居城ツヴィンガー宮殿。
ドイツバロック様式の傑作といわれる名城をアーティスト、アンドレアス・ヘルテンがデザインしました。
城内の「陶磁器美術館」のコレクションは、ヨーロッパ最大級の東洋磁器コレクションで知られ、マイセンと日本の深いつながりを感じさせます。
裏面には2024年度のプレート、ドレスデンと入れられています。




アンドレアス・ヘルテン/Andreas Herten
国立マイセン磁器製作所で1984年から1988年まで花絵付を学びました。ハインツ・ヴェルナー教授のもとで研鑚を積み、1989年から「芸術の発展をめざすグループ」に参加。チーフデザイナーであったヴェルナー教授の高弟として新しいデザインを共に企画し、プラークなどを多く手掛けるようになりました。1989年、1990年と、ハイリゲンダムで専門教育を修了。以後、専門のデザイナーとしての道を歩み、「波の戯れ」に「ユーゲント」や「青い花」、「ベゴニア」などの魅力的な絵付を発表しました。


*ドレスデン/ツヴィンガー宮殿*
「ツヴィンガー宮殿」はマイセン磁器の生みの親、アウグスト強王によって18世紀初めに建設されました。
ザクセン州の州都ドレスデンにあり、ドイツバロック建築の傑作と言われています。
© Michael R. Hennig (DML-BY)

© Melanie May (DML-BY)



*マイセンの製品は、マイセンオンラインショップ や、アマゾン「MEISSEN MANUFACTORY SINCE 1710 」
楽天市場「マイセン磁器日本総代理店」 、または、マイセン リーガロイヤルショップ全国主要百貨店 でお求めいただけます。





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