出版社名:ハースト婦人画報社
2015年2月28日発売号
婦人画報ウェブサイト
年齢を重ねるほどに咲き続ける知的で美しい女性。
『婦人画報』はそんな女性のために、ファッション、美容、健康、旅などをテーマに、上質な人生のヒントをお届けしています
348ページの「今は旬、の新商品をプレゼント」に、
マイセンコスモポリタンの角プラター27cmが掲載されました。
*「マイセンコスモポリタン」は、マイセン磁器生みの親、アウグスト強王のために作られた傑作「金のコーヒーセット」からインスピレーションを得て誕生したシリーズです。一流ホテルで使用されている華麗なシルバーウェアを意識した現代的なデザインが特徴です。表面を手仕上げすることで得られるダイヤモンドのような輝き。現代建築に通じる新しい感性のフォーム。マイセンの伝統を受け継ぎながらも現代的なエッセンスを加えた洗練されたシリーズです。アウグスト強王は国際人(コスモポリタン)の一人として、当時もっとも洒落た方法であった、洗練されたサーヴィス・セットでトルコ産のコーヒーやアジアのお茶、ホットチョコレートを楽しんだとされています。歴史が凝縮され、時を超えたエレガンスを放つ、「マイセンコスモポリタン」。シーンを選ばず、あらゆる料理を新鮮に演出します。
*「マイセンコスモポリタン」には、ホワイトをはじめ、ゴールド、メッシュゴールド、プラチナ、メッシュプラチナの5パターンあり、組み合わせも可能です。さまざまなサイズのカップ、プレート、ボウルなどアイテム数も豊富にありますので、柄を変え、サイズを変えてお楽しみいただけます。
*マイセンの製品は、、全国主要百貨店 でお求めいただけます。
MEISSENメモ(16):マイセンの新しい花柄「スミレ」や「スズラン」をテーマにした作品のご紹介
MEISSENメモ(15):「カーニヴァル」をテーマにした作品のご紹介
「カーニヴァル」をテーマにしたマイセンの作品をご紹介します。
2月。ドイツも1年で最も寒い季節を迎えます。鉛色の雲が重くたれこめ、光の少ない毎日が続きます。そんな中でキリスト教の四旬節(復活祭の46日前)の前に行なわれるカーニヴァル(謝肉祭)は、いくつかの都市において欠かすことのできない年中行事となっています。ドイツで特に有名なのはケルンのカーニヴァルですが、マイセンの人々が憧れを持っているものとしてヴェニスのカーニヴァルが挙げられます。
手びねり人形(商品番号60665/60676/6P)の手頃なものから、アーティストによる絵画的プラーク(商品番号9M221/935222)まで、折にふれて取り上げられるこのテーマは、「非日常的なもの」への、マイセンの憧れを示すものです。
商品番号60665/60676/6P
手びねり人形「マスケラーデ6体セット」
「マスケラーデ」とは仮面をかぶり、仮装して楽しむ人々を意味します。現代マイセンに数え切れない程多くのユニークな彫像を創り上げたアーティスト、ペーター・シュトラングはヴェニスのカーニヴァルに魅せられ、数多くの作品を発表しました。仮面によって人は自分を隠すのではなく、もしかすると本当の自分を出すのかもしれません。いずれが本当でいずれが仮の姿なのかわからない常ならぬ「時」がシュトラングを引きつけました。型だけでなく手びねりの部分も加わり、人形たちの表情は益々
豊かになっていきます。「生きる喜びの表現」を目指したシュトラングならではの作品です。
*左から、ブラウン、グリーン、格子、イエロー、ハート、レッド サイズ:高さ約6~12cm
商品番号9M221/935222
プラーク「ヴェニスのカーニヴァル」
現代マイセンの偉大なアーティスト、ハインツ・ヴェルナー教授がデザインした作品。ヴェルナー教授は、1943年にマイセン製作所にはいり、早くから動物や鳥の絵付で頭角をあらわし、すでに1953年には装飾家として認められています。1959年から1962年までは、製作所の活動と平行して、ドレスデン造型大学で学びました。1959年に「芸術の発展をめざすグループ」の設立メンバーとなり、多くの全く新しい作品や、陶板画など磁器芸術に新境地をひらきました。現代マイセンの代表作となったヴェルナー教授の作品は枚挙にいとまがありません。メルヘン、幻想、自然の光と影、夢、それらを生命の充溢の中に描いていきます。
*作品に込められたヴェルナー教授の思い
「私は何度もカーニヴァルを見るためにヴェニスを訪れました。すばらしい宮殿や装飾は見事であると同時に時の歯車に委ねられています。カーニヴァルのファンタスティックな仮面と仮装が絵心を刺激します。」
サイズ:高さ75cm、幅54cm、世界限定10点